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ギャラリーのオープニング

人見知りで、何かのイベントで知り合うというよりも、友達を通して、作ったものを通してという繋がり方が多い僕にとって、ギャラリーのオープニングとかは本当に苦手で、だからこそベルリンにいる間はとにかく行きまくろうと思っていた。

何回か行った中で感じているのは、どこに隠れてたんだってくらい人が溢れてて、めちゃめちゃ賑やかだということ。でも、土地柄なのか、正装してる人はいなくて、ぼろぼろの服を着て、ワイン片手に話してたりする。靴に穴が空いている僕でも安心だ。あと書斎が楽しい。勉強になる。

でもやっぱり、人がとにかく多いから作家がどのおっさんなのかわからないし、知り合いと行かずに一人で行った暁にはタダ酒飲んでそのまま帰るというなんとも寂しい結末になりかねない。

何回かそんな経験をしていたので、そろそろ作家さんとかと話したいなぁと思っていた頃に、DAMというデジタルアートのわりと有名なギャラリーがとある作家さんの個展をするということを知る。CGツールを駆使して作った映像を、ディスプレイで絵画的に展示している作家さんで、個人的に関心が高い分野だったので、興味のない分野など基本的にないのだけれど、当然のごとく行くことにした。

そういうイベントは基本的に週末の金曜、たまに土曜にやっていて、こちらの週末の夜はカオスなので楽しいので起きているのだけれど、あまり早く行き過ぎても溢れかえっているだろうということで、閉まる時間が少し過ぎたころに行ってみた。

予想は的中で少しの人しかいなくて、こういうことかと納得。オープニングは終わり際に行くに限る。展示の内容も作品も良くて、作品集みたいなのも購入した。こちらでのカルチャーショックはたくさんあるのだけれど、そのうちの一つが書籍の安さ。この時買ったものも結構な冊子で600円くらい。アートブックも大幅に値引きされてたりするし、写真集とかだと陰部丸出しなので結構楽しいので集めている。これもいつかまとめたい。

作家さんと二人だけで話すこともできて、アジアのデジタルアート事情とか、今後どうするの的な相談とか。就職したら作品を作る時間がなくなるから働くのは良くないと言われたり。

基本的に夜中にスナップを撮りにいくときも、こういうイベントに行く時もほろ酔いだと調子いいので、この時もイタさ大爆発で自分の作品を見せて感想もらったり。でも文化なのか長尺の映像も普通に真剣に見てくれる。もっとプレゼン体制を整えていく必要があるのかもしれないけれど、すごくいい経験だった。別にイタいことでもないんだなと。オープニングだと展示作家を中心として話が広がっていくような感じがあるけれど、なんか普通に一対一で話してくれたのが嬉しかった。

C4Dもクラックして使っているらしいし、元カノが韓国人だったらしいし普通に会話としても楽しかったので、こういうのもっと経験したいなぁと思った。

あとZineと名刺を渡せたのもよかった。手土産はあるだけ得だと感じる。最近とても。